彼女の誕生日を素敵にお祝いしたいのにお金が無かった僕の話
(岩手県花巻市 草食男子さん 運送業 28歳)
高校を卒業してから今の会社に入り、事務のおばちゃん以外は男だけの職場で働いて10年。出会いもないまま、30歳になろうとしていた僕に、友人の紹介で知り合った彼女ができたのです。
今の自分の環境で生活をしている限りは、こんなチャンスはもうめぐってこないのではというくらい、僕のタイプの女性で、付き合うことができるようになってからは、ともかく彼女のことを大切にして、彼女を喜ばせたいという気持ちでした。
ところが、付き合い始めてすぐの頃、もうすぐ彼女の誕生日であることを知った時にピンチがやってきます。彼女を大切にしたい、彼女を喜ばせたいと思っているのに、一年の中でもかなり重要な彼女の誕生日というイベントを前にして、僕にはお金が無かったのです。
決して高い給料をもらっているわけではない上に、それまでは自分一人の生活でしたので、家賃や光熱費などを支払った残りのお金は、その月のうちに友人との飲み代や、自分の趣味のために使うお金として使い切るような生活をしていました。
その月も、これまでと同じような生活をしていましたし、それにプラスして彼女とのデート代もかかっていましたので、僕のお財布はもう火の車だったのです。
彼女の誕生日、しかも付き合い始めてすぐで、初めて二人ですごす誕生日です。本当なら、夜景の綺麗なレストランで食事をして、ちょっとは奮発したプレゼントを渡すくらい、気の利いたことをしたいと思うのですが、アイデアは色々あるのに、先立つものがないのです。
会社に、給料の前借ができないかと相談してみましたが、小さな会社ですので僕に彼女ができたことはみんなが知っており、冷やかされただけで前借はできず、そこで、僕は消費者金融でお金を借りることを決めました。
消費者金融というと、利子が高い、悪徳、など、あまりいいイメージがありませんでしたが、調べてみると、決してそんなに利子が高いということもなく、多少のお金を借りても計画的に返済すれば、クレジットカードで分割で買い物をするのと変わらないくらいの感覚で利用できそうだという印象を持ちました。
お金を借りたおかげで彼女の誕生日は大成功しました。今でこそ、そんな背伸びをせずに付き合える関係になっている二人ですが、あの時、あのタイミングでちょっと背伸びをしたことは、二人の今に繋がる大切な背伸びだったと思っています。


