お金 借りる

入院中の家族の生活のためにお金を借りて助かりました

(富山県高岡市 名犬わっしーさん 大工 48歳)

昨年、なんだか胃の調子が悪いために病院で検査を受けたところ、腫瘍が見つかり、入院をすることになってしまいした。幸い初期だったため、手術を受けることができ、腫瘍は摘出することができたのですが、もともと肝臓があまり丈夫ではなかったり、他にも合併症があった影響で入院が当初の予定よりも月単位で長引いてしまったのです。

私は大工仕事をしているのですが、組合には所属をしていても、基本的には自営業のようなものです。現場に出なくてはお給料は入ってきません。つまり、入院をしている間は保険金などの支払いはあっても、給料は入ってこないことになります。しかも、体を使う仕事ですので、退院をしたらすぐに仕事に復帰できるかといえばそんなこともなく、我が家はしばらく無収入で暮らしていかなくてはならないという事態でした。

私の医療費もかかる上に、子供はまだ小学生と中学生で、まだまだお金がかかりまます。妻は私に何かあった時のために、お金は使わずに残しておかなくてはならないと考えているようで、私の入院中かなり切り詰めた生活をしていたようなのです。妻のその節約のために子供たちがひもじい思いをしているということを、私の兄弟から聞かされた時には驚きました。妻は、私の看病もあって少し追い詰められており、不安定になってしまってもいるようでした。

私はまだ入院中でどうすることもできなかったのですが、私には絶対に元気になる自信がありましたし、兄弟に頼んでインターネット上での手続きをして、お金を借りて妻に渡すことにしたのです。妻には組合からの見舞金だと言って渡しました。それで妻や子供たちが少しでも安心して暮らしてくれるようになればいいと思ってしたことでした。

退院してすっかり元気になってから妻にネタばらしをした時には、勝手にそんなことをしてとかなり叱られましたが、実のところあのお金は、生活の支えにも、妻の気持ちの支えにもなったようでした。それならば、お金を借りた価値があったというものです。あのお金があったから、家族で病気を乗り越えられたのだと思います。

今はまた元気に働けるようになりましたので、バリバリ仕事をして、あの時借りたお金もすでに返済しました。


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